あいおいニッセイ同和損害保険、食品ロス削減へ「生産物回収費用保険」を開発。食品の再流通で保険料10%割引

 あいおいニッセイ同和損害保険は、食品のリコール等で回収した商品や在庫品を再流通させることで保険料を10%削減する新たな保険を開発し、今月から販売する。同商品は食品ロスの削減に取り組む社会貢献サイトを運営するKURADASHIと提携する。

  KURADASHIによると、食品の製造日から「賞味期限」までの期間を「納品期限」と「販売期限」で3等分する日本独自のルールによって、日本国民1人あたり毎日お茶碗1杯のご飯を捨てているのと同じ量にもなる、年間約646万トンのフードロス(食品自体に問題はないが回収・廃棄される食品)が発生しているという。KURADASHIは賞味期限が迫ったり季節外れになった商品、リコール等での回収製品、通常のルートでの販売が難しい良品を買い取って割引反排するサイトを設けている。

 あいおいニッセイの生産物回収用保険は、消費期限の誤表示など品質に問題のない食品も対象にし、食品のリコールが発生した際の流通製品の回収や在庫品の廃棄費用、製造原価などを補償する。回収の対象となった食品のうち、品質に問題ないものをKURADASHIのサイトで販売し、支払い保険金を減額する。そしてその一部を保険料の割引として企業に還元していくことで、フードロスに取り組む企業を支援する。同社はこの新保険を、国連の持続可能な開発目標(SDGs)対応の取り組みと位置付けている。


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THINK WASTE 編集部

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