
国内最大級 バイオガス発電施設を公開

三井造船(本社:東京都中央区、田中孝雄社長)は7月9日、北海道別海町に建設したバイオガス発電施設を報道陣に公開した。
三井造船は2014年5月、北海道の別海町と共同で、特別目的会社「 別海バイオガス発電株式会社 」(三井造船70%・別海町30%出資)を設立。地域のバイオマスを活用した産業創出と地域循環型の再生可能エネルギーの強化、地域の雇用創出と活性化を目的に「別海町バイオマス産業都市構想」実現の中核的事業として、バイオガス発電事業を開始した。
発電量は、約9,600MWh/年を見込み、家畜排せつ物を使うガス発電施設としては国内最大規模。別海町は乳牛11万頭を飼養する日本一酪農業が盛んな町。原料はプラント建設予定地から半径約10㎞以内から1日当たり、乳牛4500頭分に相当する排せつ物280トンと、産業廃棄物(食品系及び水産系)5トンを予定している。7月13日から本格稼働する。
情報元:
国内最大規模のバイオガス発電事業を開始│プレスリリース(2014)│三井造船株式会社 MES
*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません