
エジソンパワー 茨城県大子町でバイオマス発電事業

リチウム電池製造や太陽光発電などを手がけるエジソンパワー(千葉県木更津市、山田敏雅代表)は、茨城県大子町でバイオマス発電事業・熱供給事業を行うことに合意、9月1日、大子町役場にて企業立地に関する協定調印式を行う。
同事業は、FIT制度に基づく小規模木質バイオマス発電事業で、発電容量は1.1MW(一般家庭約2000世帯分)。ガスエンジンで発電機を駆動して発電、同時にガスエンジンの排気ガスや冷却水が有する排熱(1.2MW)を温水として町内に供給することも計画している。
エジソンパワーでは、この7月、大子町の林業団体と原料供給契約を締結。2016年5月からの売電開始をめざし、事業を進める。
同社では、今後、水素社会に向け、バイオマスからのガス化で得られる水素を利用した水素ステーションを併設したマルチジェネレーション発電システムの展開も予定している。
バイオガス発電プラントのイメージ図(エジソンパワーHPより)
*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません