埼玉県 下水汚泥を活用しバイオガス発電 可能発電量は最大約2,500万kwh/年

 埼玉県の上田清司知事は、9月9日の記者会見で、流域下水道での下水汚泥から発生するメタンガスを活用したバイオガス発電を推進する計画を明らかにした。

 現在、埼玉県が管理する流域下水道は、8の流域で9処理場ある。47市町村をカバーし、その処理量は毎日25mプール約3千杯分、さいたまスーパーアリーナで言えば2.4杯分となっている。この下水処理プロセスで出てくる下水汚泥から発生するメタンガスは年間約最大で1,300万ノルマル立方メートル。これを発電量に換算すると、可能発電量は年間最大で約2,500万kwh(一般家庭5,000世帯分)となる。

 県では、こうしたメタンガスを活用したバイオガス発電を、平成31年度から元荒川・中川の水循環センターでスタート。その後、新河岸川、古利根川水循環センターに拡大していく計画だ。発電開始予定はそれぞれ、平成31年度・元荒川、中川(1期)水循環センター(870万kwh/年・1,700世帯分)、平成36年度・新河岸川、中川(2期)水循環センター(1,480万kwh/年・3,000世帯分)、平成41年度・古根川水循環センター(150万kwh/年・300世帯分)としている。

下水汚泥


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