月島機械 大阪府の次世代型下水汚泥焼却システム受注

 月島機械(東京都中央区、山田和彦社長)は、大阪府より「南大阪湾岸流域下水道 北部水みらいセンター焼却炉設備工事(その1)」を受注した。
 次世代型下水汚泥焼却システムである「過給式流動燃焼システム」を導入するもので、大阪府での同システムの受注は、安威川流域下水道・中央水みらいセンター向けに続き、2件目となる。
 同システムは、下水汚泥を焼却するための流動床焼却炉と過給機(ターボチャージャー)を組み合わせた焼却システム。下水汚泥を約1.3気圧の圧力下で燃焼させるとともに、従来使われていなかった排ガスエネルギーを焼却炉への送風に利用している。結果、従来システムで行っていた送風機の稼働が不要となり、消費電力の大幅な削減を実現。また、過給機では、燃焼に伴って発生した排ガスの圧力で過給機タービンが駆動。過給機コンプレッサーに吸引された空気を圧縮し圧縮空気が製造される。この圧縮空気が、焼却炉に燃焼用空気として供給されるため、下水汚泥が供給されていれば、炉の稼働に必要な圧縮空気が供給され続ける仕組みとなっている。
 大阪府では、技術的な工夫の余地の大きい公共工事において、ライフサイクルコスト、環境改善、省エネルギー性、維持管理の観点から企業独自の技術力を生かした提案を評価する「技術提案型(高度)総合評価落札方式」を採用している。同案件も、この方式で入札が行われ、落札受注が決定した。


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