バイオマス発電に輸入ヤシ殻(PKS)

日本やアジア各国におけるバイオマスエネルギーに関係した活動やニュースを集め、国内外に発信するバイオマスオフィスによると、「バイオマス発電は海外からのバイオマス燃料の供給を前提とした新しい形態の普及段階に入って来た」という。
2030年までのエネルギーの長期需給見通しにおける安定電源のうち、バイオマス発電は602万kW~728万kWの導入が見込まれている。特に一般木材・農作物残さの区分では、既導入量10万kWに対し、274~400万kWの導入見通しとなっており、達成するには国産の製材端材や農作物残さだけでなく、輸入燃料であるヤシ殻(PKS)や輸入チップが必要とされる状況だ。
バイオマス発電は、規模を大きくしようとすると、燃料となるバイオマスの安定確保がむずかしいことがネックとなる。海外からのヤシ殻を燃料として確保することで、バイオマス燃料の安定的に確保することが可能になり、より大規模な専焼発電所の建設が可能になる。ヤシ殻を使用するバイオマス発電所の建設は増えており、ヤシ殻の輸入量は2013年から急激に増加、価格も上昇傾向にあるという。


この記事を書いた人

THINK WASTE 編集部

こんにちは、THINK WASTE編集部です。ご覧いただき誠に有難うございます。国内外のリサイクルの取組事例や再生可能エネルギー技術、資源循環型社会構想など、先進的な廃棄物利活用に関する情報をお届けいたします。