ISホールディングス 小水力・バイオマス発電への進出を加速

 FX・ネット証券事業を展開するISホールディングス(東京都千代田区、遠藤昭二社長)は、産業用送風機の製造・メンテナンスを手掛ける朝日機工(大阪府守口市、山本洋次代表)の発行済株式の全部(自己株式を除く)を取得して同社を子会社化し、小水力発電・バイオマス発電への進出を加速する。
朝日機工の株式取得は本年11月16日に完了、同日付でISホールディングスは朝日機工の増資に応じ、8億円の出資を行っている。
ISホールディングスは、新規事業として環境・エネルギー分野に着目し、小水力発電やバイオマス発電の事業化に取り組んでいる。小水力発電やバイオマス発電は、いずれも高速なタービンの回転により発電機を駆動するため、回転体技術が発電効率や振動等に非常に重要なファクターとなる。近年、小水力発電やバイオマス発電への参入が増え、その多くが既存の発電設備メーカーから発電装置一式を導入するため、導入コストの上昇や納期の長期化などの影響が課題となっている。
朝日機工は、長年取り組んできた産業用送風機等の開発設計・製造・保守を通じて培った回転体技術を有しており、傘下に加えることで、そのノウハウを発電設備のタービン技術に応用し、発電事業の展開を加速する考えだ。今後、発電設備のキーとなるタービンの内製化を目指し、自社運営の発電施設の建設スピードのアップと低コスト化を実現。将来的には、発電事業を手掛ける他の事業者への販売も視野に入れている。


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THINK WASTE 編集部

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