牧野原バイオガス発電所 着工

廃棄物処理やリサイクルを手がけるアーキエナジー(東京都港区、植田徹也代表)は、1月15日、静岡県牧之原市(白井工業団地内)に、東海地区最大規模となる「牧之原バイオガス発電所」の建設を開始すると発表した。
 同事業は、食品加工業が盛んな静岡県で「バイオマスタウン構想」を推進している牧原市に、食品残渣の中間処理施設と発電施設を建設するもの。同社の掲げる「カロリー・リサイクル」、食品リサイクル・ループの一つのモデルケースとなることを目指す。
 総工費は18億円。平成28年10月の発電開始を予定している。
 同事業では、原料収集から生産物の消費までを完全に「地産地消」で行う。補助金等を一切使わず、全額民間資金による完全なプロジェクト・ファイナンス方式で資金調達し、資金調達は地元金融機関を主体に行うことで「ファイナンス面での地産地消」も実現している。工事や完成後の運営も可能な限り地元企業に依頼することで、地方経済の活性化を促し、地方創生事業の観点からもモデルケースになり得る事業だ。
 当発電所では、日量80トンの食品残渣を全て近隣および静岡県内から受け入れ、650kWの発電機を24時間稼働し、年間340万kWh(一般家庭約600世帯分相当)の電力を供給することが可能。売電先は、PPS(特定規模電気事業者)を予定している。


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