川崎重工 廃プラ燃焼ボイラーを納入

川崎重工業は、韓国の全州製紙に発電用ボイラーを納入した。廃プラスチックや木質チップなどを燃料とする内部循環流動床式のボイラー(Internal Circulation Fluidized Bed Boiler:ICFB)で、131t/hの高温・高圧蒸気を供給する。川崎重工は同ボイラーを、同国のエンジニアリング会社である三千里ESから受注。三千里ESによる工事と試運転が完了し、同ボイラーは運転を開始した。

ICFBは流動床部が燃焼セルと収熱セルに別れた構造で、流動空気の速度差を利用して流動媒体を燃焼セルから収熱セルへ循環させる。燃焼ガスと流動媒体の流れが分かれるので、ボイラー内の伝熱管を腐食させる恐れのある塩素分や、カリウム・ナトリウムなどのアルカリ成分を含む燃料を安定的かつ連続的に燃焼させられるという。

このため、塩素分を多く含む廃棄物固形燃料やアルカリ成分を多く含むバイオマス燃料も使用できる。具体的には、産業系廃棄物のうちマテリアルリサイクルが困難な古紙と廃プラスチック類を主原料とする固形燃料(Refuse Paper & Plastic Fuel:RPF)の他、パームヤシ果実の殻部分を原料とする燃料(Palm Kernel Shell:PKS)、可燃性の一般廃棄物を主原料とする固形燃料(Refuse Derived Fuel:RDF)、バイオマス燃料のゴムの木や廃木材、木質チップなどを扱える。

全州製紙は、製紙工場内の発電設備更新の一環としてICFBを採用した。ICFBから供給された蒸気と蒸気タービンで発電された電気は工場設備の操業に使い、余剰電力については電力事業者に売る。

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【引用サイト】川崎重工、全州製紙に廃プラ焚ボイラーを納入


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