金沢工業大学で バイオ燃料に関するシンポジウムを開催

 金沢工業大学は7月23日、「モザンビークにおけるジェトロファバイオ燃料の持続生産」の両国における研究成果を発表し、最終報告書作成に備えて研究者間の情報共有をはかるとともに、植物燃料による社会の持続可能な発展について理解を得る目的で、プレシンポジウムを開催する。

 「モザンビークにおけるジャトロファ バイオ燃料の持続的生産」は2010年、JST(国立研究開発法人・科学技術振興機構)とJICA(独立行政法人・国際協力機構)の共同実施事業「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)」に採択された(5年間)。SATREPS(サトレップス)とは、JSTとJICAが共同で実施している、地球規模課題の解決と将来的な社会実装に向けて日本と開発途上国の研究者が共同で研究を行う3~5年間の研究プログラム。

東京大学、金沢工業大学、久留米大学、日本植物燃料(株)、(社)アフリカ開発協会は、モザンビークのエドワルド・モンドラーネ大学(UEM)と協同で、農産物栽培に適さないモザンビーク南部の乾燥地域でジャトロファという植物の栽培を試みる。

ジャトロファは搾油からバイオディーゼル燃料を作ることができ、同時に、副産物として生産した固形燃料を現在のモザンビークで主要な燃料である薪や炭の代わりに普及させ、樹木伐採を減少することで林地の荒廃を防ぐことができる。

プレシンポジウムでは、エドワルド・モンドラーネ大学(UEM)の2名の招聘研究員と国内プロジェクトメンバーがこれまでの成果報告を行う。

※ジャトロファ

ss 2015-07-17 10.12.57

正式名称はJatropha Curcas。日本の生物学名では「ナンヨウアブラギリ」として知られる。搾油量は大豆の約5倍、ナタネの約3倍、重量比30%搾油可能で油脂性質が燃料向きで重油・軽油の代替燃料に適している。非食用で痩せた土地でも簡単に栽培できるため、穀物との競合や森林伐採などが起こりにくいという利点もある。

情報元:
農業に向かない土地を活用し地球にやさしいバイオ燃料を! 「モザンビークにおけるジャトロファバイオ燃料の持続的生産」プレシンポジウム開催 | ニュース | 金沢工業大学


*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません

この記事を書いた人

THINK WASTE 編集部

こんにちは、THINK WASTE編集部です。ご覧いただき誠に有難うございます。国内外のリサイクルの取組事例や再生可能エネルギー技術、資源循環型社会構想など、先進的な廃棄物利活用に関する情報をお届けいたします。