
石灰石を使った紙とプラの新素材、素材ベンチャーTBMが開発

株式会社TBMが開発した石灰石を原料とした新素材LIMEXが注目を集めている。LIMEXは、炭酸カルシウムを50%以上含む、日本発の新素材で、世界中で特許を取得している。
LIMEXは、石灰石 0.6~0.8 トンとプラスチック樹脂の一種であるポリオレフィン約 0.2~0.4 トンから1トンを生産可能で、この際、水や樹木は一切使用しない。紙及びプラの代替品としての利用が期待されている。
特にプラスチックに関しては、ヨーロッパで使用禁止の波が広まっており、これに対応すべく、ポリオレフィン樹脂を100%バイオ由来の素材に置きかえた生分解性LIMEXの検討もされているという。
同社は、日本経済新聞社のネクストユニコーンにも選ばれており、今後のさらなる成長が期待される。
※写真は参照サイトより引用「100%生分解性の素材に置きかえた生分解性LIMEX」
【参照サイト】https://ideasforgood.jp/2018/07/08/limex/
*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません