ごみ袋を使ってごみを捨てるのは企業活動でも不可避なものであり、その自然な行為を環境貢献に生かせるに越したことはない。その実現を目指して株式会社サティスファクトリーは事業者向けに「FUROSHIKI」の提供を開始した。

SDGsやESGへの取り組みが企業の重要課題となった現代社会では企業経営における環境や社会への貢献を重視する必要が生じている。企業ではボランティア活動や寄付活動をCSRとして取り組んできたが、環境貢献を成果として数値化することが求められる状況が生まれている。「FUROSHIKI」は使用量に応じたCO2排出削減量の算出が可能とし、企業による環境貢献を数値化できるようにしたのが特徴だ。

同社では廃棄物管理サービス、環境コンサルティングサービスを提供する一環としてFUROSHIKIプロジェクトを企画し、2020年6月22日(月)から供給を開始する。不要物のリサイクルの中でも廃プラスチックの再生の需要は高く、サーキュラーエコノミーの仕組みを作り上げることが必要になっているが、国内生産の再生材ごみ袋の多くはオフグレード材であるという問題があった。未使用の中古品ではなく使用済みのプラスチック材を再生してごみ袋を生産することで資源の循環をする必要があることに着目して生まれたのが「FUROSHIKI」だ。同プロジェクトではお客様から排出される使用済みプラスチックの回収とリサイクルを行い、再生材由来のゴミ袋を生産し、事業者に供給する予定である。

国内で使用されているポリエチレン製の袋は海外製品であり、年間58トンのごみを捨てるために1,353億円がゴミ袋の購入に使用されている状況がある。同プロジェクトは海外依存性と貨幣流出の問題を解決するために国内循環の方法を確立している点でも、持続可能な日本社会の確立に貢献するサービスである。


【引用元】
*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません

この記事を書いた人

THINK WASTE 編集部

こんにちは、THINK WASTE編集部です。ご覧いただき誠に有難うございます。国内外のリサイクルの取組事例や再生可能エネルギー技術、資源循環型社会構想など、先進的な廃棄物利活用に関する情報をお届けいたします。