英国プラスチック税を見越し、新たな単一素材のバリア蓋フィルムを開発

Sappi Rockwell社は2022年から施行されるプラスチック税に向けて、モノマテリアルのバリア蓋フィルムを開発したことを発表した。「Starlid GPE-CL」は押出成型に使用できるコーティングフィルムで、乳製品・生肉類・野菜・果物などの食材包装に適しており、冷凍・冷蔵・電子レンジなどにも対応している。特に同社の溶剤を使用しないラインでの製造のために開発されたという。

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同社はヨーロッパでは大手の食材包装フィルムの製造企業であり、透明性と酸素・湿気の通気性能の高さを保持しており、食品保存に大きく貢献している。「Starlid GPE-CL」は紙やPCR材などを含むどんな食品包材にもコーティングでき、頑丈かつ剥がしやすいのが特徴だ。さらに、全ての食品パッケージトレイ(PP、紙、PET、複合素材など)のコーティングに適しているそうで、イギリスのプラスチック税に向けての食品パッケージの最大のトレンドである紙トレイにも応用することができる。

製造企業やブランドオーナーがこのフィルムを使用することで、商品要件に合わせた様々な種類のフィルムを使うのではなく、単一素材のフィルムを使用することを促進することができる。単一素材のフィルムを使うことで、コスト削減の機会、製造工程の効率化を図ることでプラスチックの使用量と廃棄物を大幅に削減することが期待しているという。衛生面の懸念から、食品包装への使用が難しいPCR材も、このフィルムを使うことでより多くのパッケージへ使用することができるようになると期待できる。


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