アルファベット傘下のXが開発中のロボットは、ごみの分別に日々取り組んでいる。いまだ人の付き添いが欠かせないものの、“実地経験”が功を奏して分別を間違う確率はわずか数パーセントまで低下。こうした技術の習得がほかのタスクの学習速度を高めるという信念の基に、Xはどんな野心的な夢を描いているのか。人工知能(AI)を搭載したロボットが暮らしに溶け込み、高齢者の介助などを担う未来を探る。

ごみの種類を識別できるロボットの開発は、「エヴリデーロボット」と銘打ったプロジェクトの一環で行なわれている。開始から数年がたっているものの、Xが公の場で話題に出し始めたのはつい最近だ。ショッピングモールを改装したマウンテンヴューの本社では、社員が使う2階のごみ置き場を数台が巡回し、走行スキルを訓練しながら、「堆肥化」と「埋め立て」のトレーに混ざったリサイクル向けのごみを取り分けている。また、近くにあるアルファベットの別のビルでも、同じ設計のロボットが働いている。

ごみ分別が課題に選ばれたのは、さらに能力の高いロボットをつくる手法を試すのに都合がよかったからだ。Xはグーグルと連携して開発した人工知能(AI)ソフトウェアを使い、実地経験を通じて複雑なタスクを学習するロボットをつくろうとしている。ロボットのスキルは人間が書くコードに依存するものだが、その度合いを引き下げ、複雑で新しい作業や環境に素早く適応できるようにする狙いだ。

Xによると、同社の社員たちは普段、20パーセント前後のごみを間違ったトレーに置く。だが、ロボットたちはこの割合を4パーセント未満に引き下げることができるそうだ。そのおかげもあり、アルファベットはマウンテンヴュー市のリサイクル目標を達成している。

【引用サイト】
アルファベットが夢見る「エヴリデーロボット」は、ごみの分別を訓練中


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THINK WASTE 編集部

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