メタンは気候変動に対して二酸化炭素に次ぐ温室効果ガスとして人為的に生み出されている。

メタン放出量の削減はパリ協定で目指されている温度上昇幅の1.5-2.0度を達成するための大きな課題である。

2020年のグローバル・カーボン・プロジェクトでは世界のメタン収支の時間的・地域的変動を明確にした「世界メタン収支2000-2017」を公表した。

この結果によるとメタン放出量は2000-2006年に比べて2017年で9%増加した。

主要因は人為活動であり、化石燃料、農業活動、廃棄物の部門からの放出である。

熱帯からの発生が64%を占め、北半球中緯度で32%、高緯度では4%だった。

地域差ではアフリカと中東、中国、南アジアとオセアニア、北アメリカでの上昇が見られたのに対し、ヨーロッパでは減少していた。

放出源についても地域差があり、アフリカと中国を除くアジアでは農業と廃棄物に由来するメタンが多いが、中国と北アメリカでは化石燃料の消費による放出が最大の原因になっている。
総じて見ると現状でも温度上昇幅は3度以上とに困れているため継続的な努力が必要である。


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