ワタミ(東京都大田区)は1月30日、中京センター(愛知県津島市)での食品循環資源の飼料化による「食品リサイクル・ループ」の取組みが、農林水産大臣と環境大臣から食品リサイクル法に基づく「再生利用事業計画」の認定を受けたと発表した。

認定を取得した「食品リサイクル・ループ」は、「ワタミ手づくり厨房」中京センターの取組み。夕食の宅配を行う「ワタミの宅食」の弁当・惣菜を製造する際に生じた調理残さや野菜くずを飼料化し、養鶏生産者がこの飼料を餌として与えて育てた鶏の卵を使用したマヨネーズを、同センターで弁当・惣菜に使用するもの。

また、同センターでは、弁当容器のプラスチック容器リサイクル・ループも構築しており、今回の食品リサイクル・ループの構築で、2種類のリサイクル・ループを推進している工場となった。

再生利用事業計画(食品リサイクル・ループ)認定制度は、小売・外食事業者等が排出した食品廃棄物(資源)に由来するリサイクル肥飼料を用いて生産された農畜産物を利用・販売する計画について、主務大臣の認定を受けた場合は、食品循環資源の収集運搬について、一般廃棄物に係る廃棄物処理法上の収集・運搬の許可を不要とするもの。

取り組みは、食品残さを排出する食品関連事業者、食品残さを飼料化する再生利用事業者、農畜産物の生産者といった三者がリサイクルの環を構築することで、食品再生資源を有効に活用していく。

今回の取り組みでは、ワタミ(「ワタミ手づくり厨房」中京センター)が排出する食品残さ排出量144t/年を、再生利用事業者の中部有機リサイクル(愛知県名古屋市)が飼料化する。食品残さ由来の飼料エコフィード製造量は28.8t/年。サンエッグファーム(愛知県岡崎市)では、この飼料を使用した鶏卵を10t/年生産する。食品リサイクル・ループの認定日は1月7日。

ワタミは、循環型社会の形成に向けて、今後も再生利用事業者や農産業に従事する人とパートナーシップを強化し、食品リサイクル・ループの構築と発展を目指していく。

【引用サイト】
ワタミ、食品循環の「環」で認定取得 プラと2つの「ループ」を確立


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