ファンケル、化粧品の9割を再生容器へ切り替え

ファンケルは、2023年3月を目処に化粧品の9割を再生容器へ切り替える意向を示した。材料には再生ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂が使用されるが、化粧品は油分が多く、容器の品質確保が難しいとされている。ファンケルは、大手化粧品会社では初めて再生PET樹脂を加工が難しい特殊な形の容器を除くほとんどの容器に導入するとしている。

再生PET樹脂はケミカルリサイクルにより生産され、日本環境設計(川崎市)が処理した材料が使われる予定だ。ケミカルリサイクルにより生産される再生PET樹脂は従来のPET素材に比べ価格は2倍以上になるが、ファンケルは経費削減などにより製品価格は変えない方針だ。

同社は使用済みの化粧品容器を回収する仕組みも構築する予定で、既に21年7月より一部店舗に回収箱を設置しているが、今後回収箱を順次全国に広げる。目標として、26年までに回収された使用済み容器を、ケミカルリサイクルにより自社製品へと再利用する循環形の仕組みを作る考えだ。

ケミカルリサイクルの需要は今後更に高まる見通しで、国内の大手化学企業も新工場の稼働を目指している。


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THINK WASTE 編集部

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