
JFEエンジ、JR東日本ら 横浜市でバイオリサイクル工場本格稼働

JFEエンジニアリング、JFE環境、JR東日本、東日本環境アクセスが共同で設立したJバイオフードリサイクル(横浜市、蔭山佳秀社長)は11月6日、横浜市に建設し8月に完成したJバイオフードリサイクル横浜工場で、本格的な発電開始にあわせて発電式を開いた。JFEグループとJR東日本グループの初の協業となる事業で、食品廃棄物から再生可能エネルギーを創出する。2018年度は処理能力の6割の1日当たり48tを受け入れ、21年度以降からフル操業の同80tを目指す。
東日本環境アクセスはJR東日本グループが運営する駅ビルなどから、JFE環境は食品工場などから食品廃棄物をそれぞれ収集・運搬する。収集・運搬からリサイクル処理、売電・電力供給までワンストップで提供する。
処理能力は1日当たり産業廃棄物40t、一般廃棄物40tの計80t。発電出力は1800kW、年間発電量は約1100万kW時。設計施工はJFEエンジニアリングが担当した。
【食品廃棄物で発電】バイオリサイクル工場が本格稼働 JFEエンジ・JR東日本ら
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