持続可能な都市ベスト41発表 一位は京都市

全国815市区への調査から都市のSDGs先進度を評価したところ、京都市が1位、北九州市が2位という結果になった。

京都市は地球温暖化対策やゴミの減量に早くから取り組んできた。インバウンド(訪日外国人)など観光客の増加による交通渋滞を受け「歩くまち・京都」を標榜。人と公共交通優先の社会にカジを切ったことも、温暖化対策につながった。

省エネ意識の浸透や発光ダイオード(LED)照明への切り替え補助などで市の総エネルギー消費量を1990年から2016年にかけて22%削減。温暖化ガス排出量は新エネルギーの導入などで4%減らした。電気自動車(EV)の充電設備は17年度末時点で市内に約300カ所ある

2位の北九州市は「地域エネルギー拠点化の推進」や「環境国際協力・ビジネスの推進」をうたい、環境技術の輸出に力を入れる。官民で設立した北九州市海外水ビジネス推進協議会が中心となり18年8月にはベトナム・ハイフォンの浄水場整備工事を20億円強で受注した。中国・大連では17年、市内企業が土壌汚染浄化プロジェクトを約2億円で獲得している。

3位は宇都宮市。22年3月の開業に向けLRT(次世代型路面電車)を着工し、「ネットワーク型コンパクトシティ」を目指す。市民の車保有率が多く、「CO2(二酸化炭素)排出量を減らすには公共交通の分担率を高める必要がある」(総合政策部政策審議室)というのが出発点だ。

SDGsが掲げる17の目標は「水」「資源」などの環境分野、「教育」「健康」「まちづくり」などの社会分野、「経済成長」「不平等の是正」などの経済分野という3分野に大きく分かれる。対象は幅広いが、個々の目標は自治体が直面する課題と重なり、地域行政と親和性が高い。

経済協力開発機構(OECD)も国レベルに加えて、都市や地域レベルでの取り組みが必要と指摘しており、SDGsの推進役として自治体への注目度が高まっている。

※写真はイメージ

【引用サイト】持続可能な都市ベスト40 環境配慮や街づくりで先進性


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THINK WASTE 編集部

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