洲本市 「バイオマス産業都市」に選定

国が策定している「バイオマス産業都市」に兵庫県洲本市が選ばれた。

バイオマス産業都市とは、地域のバイオマスの原料生産から収集・運搬、製造・利用までの経済性が確保された一貫システムを構築し、地域のバイオマスを活用した産業創出と地域循環型エネルギーの強化により、地域の特色を活かしたバイオマス産業を軸とした環境にやさしく災害に強いまち・むらづくりを目指す地域。平成25 年度より、関係7 府省(内閣府、総務省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省)が共同でバイオマス産業都市の構築を推進。選定された地域は、関係7府省の施策の活用、各種制度・規制面での相談・助言などを含めた支援を受けられる。

洲本市は「菜の花・ひまわりエコプロジェクト」などバイオマス燃料の活用を推進しており、洲本市バイオマス産業化構想検討委員会が取りまとめた構想案をもとに、平成26年4月に「洲本市バイオマス産業都市構想」を策定した。

同市内では、家畜ふん尿など年間約20万トンのバイオマス資源が発生しているが、現在56%しか利用されていない。利用率が0%の食品廃棄物、廃タマネギ、可燃ごみ、製材所廃材などをバイオガス発電事業などで活用、10年後に利用率50~90%に引き上げ、稲わらや竹などの活用も進め、10年後に全体の利用率を80%まで引き上げることを目標としている。

「バイオマス産業都市」は昨年度16地域、今年度6市町が選定され、近畿地方では洲本市が初めての選定となった。

事業スキーム図

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THINK WASTE 編集部

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