
バイオマスプラスチックの可能性探る 環境省が調査委託者を募集

環境省は、「平成27年度バイオマスプラスチック導入による温室効果ガス削減効果検証等調査委託業務」として、業務委託者の募集を開始した。
日本では、廃棄物発電施設等での化石燃料由来プラスチック焼却に伴うCO2排出量が、廃棄物分野の温室効果ガス排出量の約4割を占めており、その排出削減が喫緊の課題となっている。その解決策の一つとして、焼却にともない排出されるCO2がカーボンニュートラルとして扱われるバイオマスプラスチックの利用拡大が期待されている。
今回、委託者を募集している業務では、バイオマスプラスチックの使用実態と導入ポテンシャルを把握するとともに、その導入による温室効果ガス削減効果を検証することが目的だ。また、バイオマスプラスチック利用拡大に向けた方策の検討などを行う。
業務の実施期間は契約締結の日から平成28年3月31日まで。業務の予算総額は50,000千円以内。
環境省では、企画競争に係る説明会を7月6日に開催。企画書の提出期限は7月21日。
情報元
環境省_平成27年度バイオマスプラスチック導入による温室効果ガス削減効果検証等調査
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