木村石鹸、水平リサイクルを目指し単一素材フィルムパウチの実証実験を開始

 木村石鹸はリサイクルしやすいものマテリアル(単一素材)フィルムを採用したシャンプー&コンディショナー詰め替え用パウチの水平リサイクルの実証実験を開始した。

 ペットボトルを除くプラスチックパッケージの多くは、材質の多様性や印刷の影響により、水平リサイクルが難しい。さらに、リサイクル性に優れた素材に転換しても、リサイクルプロセスや回収の仕組みが確立されていないことにより資源として循環できないことが課題となっている。特に、化粧品などの機能性が高く多種多様の成分を含む商品の特殊加工パッケージは複合素材や加工が主流であり、リサイクル素材としての開発が非常に難しい分野の一つだ。


画像:プレスリリースより引用

 老舗石鹸メーカーの木村石鹸工業株式会社(以下、木村石鹸)は、プラスチックパッケージを次のパッケージとしてリサイクルする持続可能な循環型社会を考える実証実験として、フジシールグループとリサイクルしやすいモノマテリアルフィルムを試験的に開発した。木村石鹸が販売する「12/JU-NI(ジュー二)」の詰め替え用パッケージに採用し、「未来の住人プロジェクト」の取り組みとして2021年4月30日より販売を開始した。現段階では試験期間を1年間とし、消費者の使用後にフィルムを返送してもらう予定だ。この素材でのリサイクルが進めば、将来的にはペットボトルのように資源ごみとして扱われることも不可能ではないという。


【引用元】
*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません

この記事を書いた人

THINK WASTE 編集部

こんにちは、THINK WASTE編集部です。ご覧いただき誠に有難うございます。国内外のリサイクルの取組事例や再生可能エネルギー技術、資源循環型社会構想など、先進的な廃棄物利活用に関する情報をお届けいたします。