鈴与商事 菊川にバイオガスプラント完成

鈴与商事(本社:静岡市清水区、脇本省吾社長)が静岡県菊川市で建設工事を進めていた「鈴与菊川バイオガスプラント」が完工し、4月から本格稼働する。
 鈴与菊川バイオガスプラントは、廃棄物の減容、エネルギーの有効利用、ゼロエミッションを推進するためのバイオガス発電システム。発電には、鈴与グループで食品製造業を営むエスエスケイフーズ、農業生産法人のベルファームから排出される、食品系、農業系の廃棄物と、地域から排出される刈草などの有機系廃棄物を使用する。
 年間の想定発電量は約1,051千kWh(一般家庭約200世帯分の年間使用量に相当)。有機系廃棄物をメタン発酵させた後の消化液等の残渣は、露地作物や施設農業、茶業などで肥料として活用できるよう、静岡県農林技術研究所、同茶業研究センターと連携して研究を進めている。
 また、発電用に燃焼させたバイオガスの廃棄ガスについては、NOxを除去してCO2を精製し、ベルファームで農作物の光合成促進に利用する。このNOx除去技術は、日本をはじめ世界の先進国でも導入されていない斬新なもので、大阪府立大学大学院工学研究科の安田准教授と公害防止機器研究所(大阪府)の技術支援を受け、導入した。


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