
「Ziploc RECYCLE PROGRAM」による傘のシェアリングサービスが四社による共同で実現へ
ジップロックを主力製品の一つとして抱える旭化成ホームプロダクツはサステナビリティ活動の一環としてビニール傘の大量消費による廃棄問題に着目した取り組みを行ってきた。
2018年をビームスとの協業によりジップロックを素材にしたビニール傘を発売した。
その発展形としてテラサイクルジャパン、Nature Innovation Group、ビームスとの協働によりジップロックをビニール傘にリサイクルし、傘シェアリングサービスを展開するプロジェクトを発足した。
日本は一人あたりの使い捨てプラスチック容器包装の廃棄量が世界2位、廃プラスチック輸出量が3位である。
アジア諸国による廃プラスチック輸入規制が行われた影響を受けて日本では資源循環体制の整備が課題となっている。
本プロジェクトは使用済みジップロックを回収してビニール傘に作り変えることによる廃プラスチック問題への解決の取り組みである。
回収とリサイクルをテラサイクル、傘のデザイン監修をビームス、傘シェアリングサービス運用をアイカサが担当する。
本プロジェクトは2020年7月29日からジップロックの回収を始め、9月中旬から西武鉄道池袋線の池袋駅~飯能駅の間を中心にアイカサを設置してサービスを開始する予定だ。
駅に設置してアプリを使ってレンタルや返却をできるようにするシステムにすることで利用を促進しつつ、循環型社会への社会的意識を高めることが記載されている。
【引用元】
*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません