NPOバイオマス産業社会ネットワーク シンポジウム開催

NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク(BIN)は、4月5日(火)、東京都渋谷区の「国立オリンピック記念青少年総合センター」で、シンポジウム「点から面へ~岩手県の経験と今後の木質バイオマス熱利用拡大の ための具体策~」を開催する。
 入浴施設、福祉施設、宿泊施設、病院、食品工場などでは、大量の灯油・重油ボイラーにより熱利用を行っているが、これらは石油ではなく、地域の未利用材を使う木質ボイラーで代替することが可能だ。しかし、全国的には木質ボイラーなどの熱利用機器が割高であること、取扱業者が限られていること、燃料供給インフラが整備されていないなどの理由で、普及が遅れている。
 岩手県は、10年以上にわたり、木質ペレットや木質チップの利用、ストーブやボイラーの開発、普及に力を入れており、先進的な木質バイオマス利用を行っている。公共機関を中心に100台近い木質ボイラーが導入されている他、紫波町駅前開発オガールでの木質チップボイラーによる地域熱供給、バイオマス燃焼機器事業者の存在、木質燃料供給インフラの整備、自治体職員への木質バイオマス利用についての知識の徹底など、他地域の参考になる事例が多数存在している。
 一方、岩手県における木質ボイラー導入の多くが公的機関であり、民間への浸透が進んでいないといった課題もある。
 同シンポジウムでは、木質バイオマス熱利用先進地域である岩手県の事例の調査研究・分析を踏まえ、今後、日本全国での木質バイオマス熱利用を「点」から「面」へ拡大する方策について議論し、関係者へ具体的な提案を行う。
 参加費は、BIN会員1,000円、一般2,000円。

画像:いわて木質バイオマスエネルギー利用展開指針(平成27年度~平成30年度)より


*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません

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THINK WASTE 編集部

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