三菱ケミカルは26日、耐熱性や強度に優れたエンジニアリングプラスチック(エンプラ)のリサイクル事業を手掛けるスイスの企業グループを買収すると発表した。買収額は非公表だが約30億円とみられる。廃棄物の削減など、環境に配慮した経営を推進するためで、買収を通じてエンプラのリサイクルに参入。欧州以外のアジアや米国にも展開していく方針だ。

三菱ケミが買収するミンガーグループは、エンプラのリサイクル会社2社で構成。スイス北東部のアッペンツェル市に拠点を置く。2018年の売上高は約11億円。2月末をメドに買収を完了する予定だ。

ミンガーグループは欧州の半導体製造装置メーカーなど100社以上と取引があり、耐熱性がある高強度のナイロン樹脂などのエンプラで部品加工時に発生する端材などを回収。再び樹脂材にして出荷する。エンプラを再生する技術力とリサイクルを収益化するビジネスモデルに定評がある。

三菱ケミは自動車部品メーカーなどとの取引にも、ミンガーグループのリサイクルのノウハウを活用することで環境負荷の軽減にもつなげる。

【引用サイト】
三菱ケミ、高機能樹脂リサイクルに参入 スイス社買収


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