石塚化学やIBM、トレーサビリティを付与した再生プラスチック材の実証販売開始

石塚化学産業株式会社は、2022年2月よりトレーサビリティ(追求可能性)を付与した再生プラスチック材の販売を開始する。ブロックチェーン技術を用いることで、資源循環型経済実現への課題である含有物質の明確化などのトレーサビリティを確保し、再生プラスチック材(メタクリル酸メチル樹脂(PMMA)、ポリカーボネート樹脂(PC))普及実現へ動き出す。

本再生プラスチック材は、三井化学株式会社と日本アイ・ビー・エム株式会社が開発した資源循環プラットフォームを活用、再生原料となる使用済み製品の回収・解体は株式会社ツルオカが行い、再生プラスチック材の製造・販売を石塚化学産業が担う。

今回の実証販売は本プラットフォームを活用することで、再生プラスチック材のトレーサビリティの担保のほか、製造工程、検査工程、物性情報や品質情報等の可視化およびCO2排出量(参考値)の明確化が可能となる。本プラットフォーム参加企業は資源循環型経済の実現に向け、今後も現プラットフォーム参加者および新たな参加者と協働しながら実証実験を重ね、実装に向けて活動を進めていくとしている。

※ブロックチェーン技術:分散型ネットワークを構成する多数のコンピューターに、公開鍵暗号などの暗号技術を組み合わせ、取引情報などのデータを同期して記録する手法。全ての履歴を連続的に記録する「不可逆」なデータベース技術であり、一度データになった後はその原材料、製品等が「いつ、どこで、だれの手を渡って来たのか」といったことが追跡可能となる。


【引用元】
*本記事に掲載している写真と本文は関係がありません

この記事を書いた人

THINK WASTE 編集部

こんにちは、THINK WASTE編集部です。ご覧いただき誠に有難うございます。国内外のリサイクルの取組事例や再生可能エネルギー技術、資源循環型社会構想など、先進的な廃棄物利活用に関する情報をお届けいたします。