
経済産業省 8件の小売電気事業者の事前登録

経済産業省は11月9日、小売電気事業を営もうとする者について、電気事業法等の一部を改正する法律(平成26年法律第72号)附則第6条第2項の規定に基づき、8件の事前登録を行ったと発表した。
2016年4月の電力小売全面自由化に先立ち、経済産業省では、今年8月3日から、小売電気事業を営もうとする者の事前登録の申請受付を開始している。
小売電気事業者の登録に際しては、電気事業法等の一部を改正する法律(平成26年法律第72号)第1条の規定による改正後の電気事業法(昭和39年法律第170号)第66条の10第1項の規定の例により、電力取引監視等委員会に対して意見聴取を行うこととされており、今回8件について、同委員会から回答があった。その回答を踏まえ、経済産業省において、8件の小売電気事業者の事前登録を行った。
経済産業省では、これまで、10月26日までに登録のあった48件とあわせて、56件の事業者を事前登録している。今後、先週までに申請のあった119件のうち、審査中の63件についても、審査が終了次第、順次登録を行っていく予定だ。
11月9日付けで登録された小売電気事業者は、エフビットコミュニケーションズ、JX日鉱日石エネルギー、真庭バイオエネルギー、三井物産、オリックス、エネサンス関東、みんな電力、洸陽電機の8者。
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